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2022.12.25用語集【あ行】

インチダウンとは?

インチダウンとはタイヤの外径を変えずにホイールを小さくすることです。


【メリット】
タイヤの価格が安くなります
乗り心地が良くなる場合があります。
燃費が良くなる場合があります。

【デメリット】
車全体のイメージが変わります。
カーブなどでふらつく場合があります。
ハンドリングがもたつくように感じる場合があります。


215/45R17(17インチ)を16インチ、15インチにインチダウンした場合の参考例です。

ノーマルが215/45R17で15インチにインチダウンする場合は195/65R15が適正サイズとなります。
タイヤが厚くなるので車体の重量を支える空気圧を確保するための幅は細くなります。

また、ホイールにも注意が必要となります。
あくまでも数値上の参考となりますが、トヨタ50プリウスの215/45R17装着車の場合、元々のホイールはリム幅7.0Jインセット+50ですが
195/65R15にインチダウンする場合は、ホイールのリム幅6.5Jインセット+40となります。
タイヤが細くなる分、ホイールを車体外側へ寄せる必要があるためです。
ロードインデックス(荷重指数)が下回らないタイヤを選ぶことも重要です。

また、グレード等によってはインチダウンしようにも装着すら出来ない場合があります。
30ヴェルファイア、アルファードは2018年1月のマイナーチェンジでガソリン車3.5リッターモデルには16インチホイールは装着出来なくなりました。
輸入車のスポーツグレード等はブレーキが強化されている場合があり、同じ型式でもインチダウンが出来ない場合があります。
中古車の場合もビッグローター、ビッグキャリパーの強化ブレーキに変更されているとインチダウンは不可能な場合があります。

ギリギリでキャリパーがホイールに干渉しない場合でも安心は出来ません。それはバランスウエイトの存在です。

実は両面テープとウエイトの厚みで4mm程度あります。
バランス調整をした後に車に装着しようとすると、ウエイトがキャリパーに当たってしまう場合があるのでインチダウンは慎重に検討してください。

最近では繊細な安全運転サポート機能を搭載した車両も多く、純正サイズのタイヤホイールを装着することを推奨している場合もありますのでご注意ください。

ご来店くださいましたお客様の三菱デリカD:5です。標準の18からXTREME-Jの16インチにインチダウンされていました。

マッドフラップも、ワイヤーで固定されているなど、オフロード仕様がバッチリ決まっています!

ご来店ありがとうございました!


関連項目
インチとは?
インチアップとは?
高偏平タイヤとは?


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